初めての「肛門科」体験記

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私・めぐみの体験をお話したいと思います。

3年前、私が今の職場に勤めはじめた頃の事です。

それまでは販売系の立ち仕事だったのですが、
一転してデスクワーク中心になり、
慣れない仕事でのストレスもあったのか、
頑固な便秘になってしまったんです。

その頃はもう毎日トイレでいきむ生活でして、
そのうち、トイレの度に出血が続くよーになりました。
実はそれまでも、ごくたま~に(年に1度あるかないか)
便秘がちな時にトイレットペーパーにうっすらと
血が滲んでた時はあったんですが、
この頃はトイレットペーパーに滲むなんてレベルではなく、
それこそ、ポタッ ポタッ とゆっくり滴り落ちてるって感じで、
5分ほどで出血は止まるんですが、
「これ止まらなかったらどうしよう~」
と、ビビる事もしばしば…

とりあえず市販の座薬を購入して使ってみました。

しかし、薬があわないのか気分が悪くなってしまい、
起きているのさえ辛くなって、
とうとう寝込んでしまったんです。。

肛門科へ行きました。

さすがにヤバイと思い(汗)
勇気を出して(笑)近所の肛門科へ行きました。

そこの医院は、整形外科や内科もやっていたので、
案外気楽に入れました。

まずは先生の問診です。

数週間前から便秘気味だったこと、
それからトイレのたびに流血し(汗)
痛みもひどかったことを伝えました。

それから触診です。

ベッドの横に
診察を受ける格好
が絵で描かれている“パネル”が立てかけてありました。
そのパネルに描かれている通りに、
はいていたズボンを脱ぎ、バスタオルを腰にかけ、
両ひざは揃えて軽く折り曲げ、
先生にお尻を向けた格好で、ベットに横たわります。
患部を消毒した後に、薬を塗られました。
たしか先生が
“塗るタイプの麻酔薬”だっておっしゃってた気が…

そして先生がお尻の中に指を入れて触診します。
さらに「カメラで見てみます」とおっしゃって、
お尻に内視鏡を入れられました。
痛みは無いけど…あまり気持ちの良いものではないです。。
ちなみに触診と内視鏡は、3~4分ぐらいのものでした。

その後、先生から説明が。

“お尻の図”が描かれたボードを示しながら、

「めぐみさんは、10時と5時の位置に、
 “内痔核”つまりいぼ痔があって、
 下の方に“キズ”が入った状態です。
 座薬と便を柔らかくする薬を出しますね。
 すぐ治ると思いますよ♪」

と説明なさいました。
お尻のキズの位置って、時計の時刻に例えるんですね!


先生、実は市販の座薬を挿したら
 体具合が悪くなってしまった事があったんですよ~。

先生
あれれ?市販の薬は病院の薬よりも弱いんだけど、
 どうしてかな~?もしかしたら体質かもしれないね。
 とりあえずこれから出す薬で様子を見て、
 合わないようなら薬を変えましょう。

そして座薬と飲み薬を処方してもらって、
一週間ぐらい服用していたら、みるみる回復したんです!

その後

新しい職場環境にも慣れ、
生活態度はちょっとだけ改めて(笑)
再発する事なく現在に至っています。

最初、肛門科を受診した時は、
正直、“手術”が頭をよぎりました…
私の周りでも、痔で肛門科に通った人が何人か居て、
どの人も手術したなんて言ってたんで…
うち一人は、私よりも若い男の子でしたし。。
だから私の中では、
肛門科=手術
という先入観があったんですよ。

でも、必ずしも手術ってわけじゃないんですね!
ていうか、薬でこんな簡単に治るんだったら、
もっと早く行ってればよかったな~!
なんて思いましたよ~!!!

まあどの方も、私のように、
数回の通院で済むとは限りませんし、
中には「即・入院手術!」になる方も
少なくはないんじゃないかと思います・・・
いずれにせよ、やはり痔に関しては、
早めに受診するに越したことはないです、ハイ。