
目次
痔を悪化させないため、日常生活で気をつける点をまとめてみました。
便通を整えましょう
暴飲暴食を避けて、
食物繊維が多い食物を摂るようにして、
便秘や下痢を防ぐようにしましょう。
トイレは我慢ぜず、
排便の際も強くいきんだりしないようにしましょう。
お尻を清潔にしましょう
排便後は、できればシャワー便座で洗浄したいものです。
(炎症を予防する為にも、水圧は弱めがベスト)
しかし、外出先等で、シャワー便座が無い場合は、
お尻拭き専用の(水に流せるタイプ)ウエットティッシュや、
お尻専用の洗浄液で濡らしたトイレットペーパーで、
拭くようにしましょう。
お尻に負担がかかる姿勢を続けないようにしましょう
長時間立ち続けたり、また長時間座り続けたりすると、
肛門がうっ血して血行が悪くなってしまうため、
時々、軽い体操などで体を動かしましょう。
運動に関してですが、野球のキャッチャー、ゴルフ、
サイクリング、テニスなどは、
知らず知らずにお尻に力が入ってしまって、
肛門付近のうっ血が酷くなる場合があるので気をつけましょう。
アルコール、香辛料などの刺激物を控えましょう
唐辛子などの香辛料は、体に吸収されにくくて、
便と一緒に排泄されてしまうので、
肛門が刺激されやすいそうです。
そして大量の飲酒は、アルコールを分解するために、
肝臓に血液が集中してしまい、
本来心臓に戻るはずの肛門の周りの血液が、
心臓に戻れずにうっ血してしまいます。
さらに大量の飲酒は、下痢の原因にもなってしまいます。
タバコも前進の血行が悪くなるので、
痔が悪化しやすくなります。
そうそう!意外なんですが、
お正月の定番「お餅」が、痔にはよくないそうです。
お餅大好きな私(苦笑)は、それがずっと謎で…
でもお正月にお餅を食べすぎた後なんかは、
便秘と連動して「切れ痔」になりやすかった気がします。
調べてはみたんですが、コレ!といった答えも見つからず、
若干推測も入ってしまいますが…理由をまとめますと、
お餅自体はそんなに消化が悪いもんじゃないんですけど、
ご飯を圧縮して作られてるせいか?
お腹に入ると水分を吸って膨らみやすいのと、
あの独特の“粘り”があるため、
よく噛まなかったり、一度に多量に食べたりすると、
消化器官に負担がかかる→消化器官の末端であるお尻にも負担がかかってしまう
・・・って事になるんじゃないかと思います。
「お餅食べても別に何ともないよー!」
って方もいらっしゃるかと思いますんで
一概には言えませんが…
私に関しては、お餅食べ過ぎ注意!ですよね(反省)
毎日入浴しましょう
入浴は体を温めて血行を良くするので、
痔の原因である“冷え”が改善されます。
さらに、痔の痛みも和らぎます。
恥ずかしがらずに専門医へ
専門医の治療は、坐薬や塗り薬で、
肛門周囲の血流を良くしたり、痛みを抑える治療が主です。
患部に炎症が起きている場合は、化膿止め等を投与します。
薬で治らない時は、外科治療になってしまいますが、
いぼ痔をしばって取ったり、
患部から膿を出すなどの簡単な手術から、
数週間入院を要するような大がかりな手術まで、
痔の症状により多種多様です。